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 キャブレターオーバーホール

 

  キャブレターオーバーホール(O/H)というのは
メンテナンスの中でも初心者の方にはとてもとっつきづらく、
勇気のいる作業
だと思います。

 

キャブレターオーバーホールとは要は分解して綺麗に掃除して、
交換が必要な部品は交換するといった作業です。

 

私も最初の頃は「動かなくなったらどうしよう、、、。」や
「壊れるんじゃないかな、、、。」とか思ったりしてました。

 

でも勇気をだしてやってみてください!ヾ(≧∇≦)

 

確かに簡単な作業ではないですが、
落ち着いてやれば誰でもできる作業だと私は思います!

 

これだけの作業でもバイク屋さんにもっていくと
単気筒で10000円、4気筒で25000円くらいとられちゃいます。

 

しかも交換部品抜きで、、、。高い!(’’;)

 

気筒別に見た場合やはり単気筒のキャブレターが一番楽です。
4気筒の1/4ですからね、、、。(・_・ゞ

 

この作業を覚えるとジェットの交換といったキャブレターのセッティングもできるようになります。

 

メンテナンス周期としてはエアクリーナーのメンテナンスさえきちんとしていればそうそう詰まるところではありませんが、10000km毎にはしておきたいですね。

 

長い間放置してあったものも
中のガソリンが腐ってジェットを詰まらせている場合がありますので必須です。



 

バイクというのは基本的に

 

エンジン→キャブレター→エアクリーナーボックス

 

とつながっています。

 

キャブレターを取り外す工程としては

  1. エンジンとキャブレターを連結している黒いゴム、
    これをインシュレーターといいます。
    まずはここをしめてる鉄のワッカのねじをゆるゆるにしましょう!
  2. 次にキャブレターとエアクリーナーボックスを連結してるゴムの鉄のワッカもゆるゆるにゆるめましょう!
  3. 後は引き抜けば終わりです。簡単でしょ?(笑)

     

※少し大雑把な説明ですが、後はアクセルワイヤーをはずすとか
見たらどなたでもわかるような作業なので、省略しています。

 

   
こんな感じにはずれましたか?4気筒だとこんな感じですね。
ちなみに伸びてるワイヤーがアクセルワイヤーです。

 

引き側と戻し側の2本あります。
裏にはガソリンチューブなどもつながっているはずです。


 
左はキャブレターの底のチャンバーと呼ばれる部分をはずしたところです。

 

ここにガソリン漏れ防止のOリングと呼ばれるゴムのパッキンがありますが、
これは基本的には分解毎に交換です。
交換しなくても大丈夫な場合もありますが、交換した方が賢明です。

 

長い間放置していたり、走行距離が多い車種などは
ここにさびや黒いガムのような物体が付着している事があります。

 

右はフロートとニードルバルブをはずしたところです。

 

このフロートはキャブレターの中でちょうど釣りの浮きのように浮かんでおり、その浮力によってニードルバルブを動かし、
チャンバー内に流れ込むガソリンの量を調節しています。
フロートにひび割れやニードルバルブに段つき磨耗がある場合は
交換したほうがいいですね。(≧∇≦)b

 

キャブレターが詰まってエンジンがかからない場合のほとんどが
ここのジェットの穴にごみが詰まっている事が原因です。

 

一旦ドライバーで取り外し、
キャブレタークリーナーや釣り糸などで入念によごれを落としましょう!

 

各部名称です。

 

MJ(メインジェット)

アクセル開度1/2〜全開までのガソリンの量を計量します。キャブセッティングとは主にこれを交換して行います。

 

PJ(パイロットジェット)

アイドリングや低速時に働きます。

 

PS(パイロットスクリュー)

アイドリングから低速時でのガソリンの量を調節します。
サービスマニュアルにある戻し値1と1/2とかはこれを緩める(戻す)事です。
締めるとガスがうすくなり、緩めるとガスが濃くなります。

 

*原付などのバタフライのないキャブレターにつ いている
AS(エアスクリュー)はPSの逆になります。

 

続いてキャブレターについているこの黒いふた、
これをはずすと中からスプリングダイヤフラムと呼ばれる黒いビニール素材のものが現れます。

 

これも破れていたり亀裂が入ったりしている場合は交換です。

 

そしてダイヤフラムの中にはピストンがあります。
これについてるニードルがジェットニードルです。
このニードルにも磨耗がある場合は交換した方が賢明です。

 

ピストンをはずすと左のようになります。
また分解した部品はたくさんあるので、
右のようにわかりやすいよう並べて置くようにしましょう。

 

全部分解して灯油や専用の洗浄液に浸けて徹底的に洗浄するのもよし、
チャンバーだけはずしてジェット類だけ掃除するのもよし
好きにオーバーホールしましょう!(⌒▽⌒)

 

最後に注意点だけ、、、。
とてもデリケートな部品ばかりで少し力をいれたらすぐに曲がってしまうような部品もあります。やさしく扱いましょう!特にフロートの辺り。

 

またジェット類をドライバーで締めるときも締め付けトルクに注意し、軽く締め込みましょう。すぐなめてしまいます。最悪キャブごと交換になってしまうハメになります。経験者は語る、、、(泣)


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