プラグ点検・交換

　バイクの基本中の基本であり、
自分のバイクを整備するにあたってすごくオススメな作業です！

 

なぜオススメかっていうと、、、
初心者でもとっつきやすくしかもバイクの機械的な部分を感じられるメンテナンスであるからです。

 

プラグというのは簡単にいうとキャブレターからシリンダー内に入ってきたガソリンと空気の混合気を爆発させるために火花を飛ばすところです。

 

この火花というのがバイクのエンジンを回すにはすごく重要でして、
火花が飛ばなければもちろんバイクのエンジンは動きません。

 

火花が弱いとエンジンの調子がガラッと弱々しくなります。
ですが、逆にバチッと正常な火花を飛ばしてくれることによって
とても快適なバイクに変わるのです。

 

自分でメンテナンスをしたことないって方はこの作業から入ってみましょう！
注意点さえ守れば簡単にそして確実にできます！
さあ本当の意味で自分のバイクにする第一歩です！

 

メンテサイクルは単気筒：10000km。２気筒8000ｋｍ。
４気筒5000kmくらいで大丈夫です。
※ただしくすぶっていたり、焼けすぎていたり、高回転を多用していたりすると、当然寿命は縮まりますので後は自分の感覚を信じましょう。

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左写真ががプラグをはずすための専用工具プラグレンチというものです。
だいたい車載工具に入っています。

 

ない場合は後々絶対必要になってくるのでぜひ買っておきましょう！
右写真が新品のプラグですね。ＮＧＫのフツーのプラグです。
１本700円也。

さあ作業に入ります！
これはプラグキャップです。私のバイクは4気筒なんでプラグも4つあります。
これのはずし方は指で引き抜くだけ、、、簡単でしょ（笑）

プラグレンチを差込プラグのお尻にカチッとはまるので、
そのまま反時計回りに回しましょう！

カクッと緩まったら後は指でクイクイと回してはずすだけです。


はい！はずれました！これがプラグです。
画像の真ん中の丸いところから火花がでます。

 

そしてクイッまがったとこらあたりに火花が到着します。
この火花は1分間に何千何万と飛び散るのでそれだけ重要なパーツという事ですね！

箱から出した新品プラグです。ピカピカです！( ・∀・)ﾉ

新旧比較です。もちろん左が新品。
古い方の焼け色は少し白いですが、まあいい感じにカーボンが焼けきっていますのでＯＫです！

古いのを4つ並べると焼け色によって各気筒の状態がわかります。
焼け色は新車でも少しくらいはばらつくものなのでＯＫです！
ただオイルがべっちゃりついているとかは問題になりますが、、、。

取り付けは取り外しの逆をするだけなのですが、、、。
取り付けるときはプラグのねじ山にグリスを塗っておきましょう！
なければエンジンオイルでもＣＲＣ556でも代用できます。

 

グリスを塗ることによって高温によってプラグとエンジンの鉄同士がくっついてしまう（かじってしまう）状態を予防できます。まあ普通は大丈夫ですが...。

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ここで注意！
取り付けの際いきなりプラグレンチを使わず
まずは指で時計回りに締めていってください！
指で完全に締まったらプラグレンチで４分の1ほど軽くクッと締めこみます。

 

もし斜めにはいってしまいプラグレンチで締めこんでいくと、
最悪プラグがねじ切れてしまい、
エンジンヘッドごと交換という最悪なパターンになりかねません！

 

これはバイク整備の基本！まずは指で締める！覚えましょう！

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