さあいよいよエンジン内部の構造に迫っていきたいと思います!
ここでは2ストロークエンジンはどのようにして回転しているのか
をお話しようかなと思います!
できるだけわかりやすくお話するつもりですので、
とっつきずらいかもしれませんが、
これを理解できればグッとバイクがおもしろくなりますよ!
2ストストロークエンジンの内部
これが2ストストロークエンジンの内部です。
各部の説明をいたします。
点火プラグ
ご存知のとおり火花を飛ばし、ガソリンを爆発させます。
キャブレター
ガソリンを細かい霧にします。
リードバルブ
開いたり閉まったりしてガソリンをエンジン内部に送り込む弁のようなものです。
シリンダー
ピストンが上下運動するための円柱形の道です。
ピストン
上下運動を繰り返し燃焼室とクランクケースのガソリンを圧縮するためにあります。
吸気ポート
ガソリンを吸い込みます。
掃気ポート
ガソリンを下のクランクケースから上の燃焼室まで通す道です。
排気ポート
爆発したガソリンのカスをチャンバーへ送り排気します。
わりと簡単ですね。
ちなみにガソリンの流れは
吸気ポート→掃気ポート→排気ポート
の順に流れていきます。
2ストストロークエンジンの動き
まず前のサイクルの爆発の勢いでピストンが下に下がります。
すると爆発したガソリンのカスがチャンバーへ
自動的に排気されるわけです。
それと同時にピストンがガソリンの粒ががたまっていた
下のクランクケースを圧縮するので、
ガソリンの粒は上へ上へと大移動するわけです。
リードバルブは閉じているのでキャブレターにガソリンは戻りません.
これが吸気→圧縮→爆発→排気の1サイクルの排気と吸気です。
次にいきましょう!
ピストンが一周してきて上に上がるとリードバルブが開き
キャブレターから新しいガソリンが吸い出されます.
この時ピストンが上がると同時にピストンの上の燃焼室にあるガソリンは
圧縮され、プラグから火花が飛び爆発します。
これが吸気→圧縮→爆発→排気の1サイクルの圧縮と爆発です。
そしたらまたピストンが下がって下のクランクケースにたまったガソリンを
上へ上へと移動させます。
これの繰り返しで2ストエンジンは1分間に何万回も回ってるんですね!
ねっおもしろいでしょ?(^^)
よって吸気→圧縮→爆発→排気までの1サイクルが
2ストローク(ピストンが上へ、下へ) で行われているので,
2ストエンジンと呼ばれているのです。
どうです?理解できましたか?(^^)
さあ次は4ストエンジンについてです!→4ストエンジンのメカニズム
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