4ストエンジンのメカニズム　

　２ストエンジンのメカニズムは理解できましたか？
吸気と排気、圧縮と爆発がほぼ同時に行われるのですね。

次に4ストエンジンの内部に迫っていくわけですが、
2ストエンジンよりはゆっくり進むのでわかりやすいかもしれません。

４ストエンジンの内部

さあさっそく下の図が4ストエンジンの内部です。

2ストエンジンよりは複雑ですね。

各部の説明です。

吸気バルブ
開いたり閉じたりしてガソリンを燃焼室へ送ります。
排気バルブ
開いたり閉じたりしてガソリンをマフラーへ排気します。

後は2ストのとこで説明した通りですね。

４ストエンジンの動き

まずピストンが下に下がり、
吸気バルブが開きキャブレターからガソリンの粒が燃焼室に吸い込まれます。
これが吸気です。

次にピストンが上に上がりガソリンの粒が圧縮されます。
このとき吸気バルブと排気バルブは閉まっています。
これが圧縮です。

次に圧縮されたガソリンの粒に火花が飛び爆発します。
これが爆発です。

最後に排気バルブが開き
ガソリンのカスがマフラーから排気されるわけです。
これが排気です。

どうです？理解できましたか？（＾＾）　

2ストエンジンよりは各工程ゆっくりと進むので理解しやすかったのではないでしょうか？
このゆっくりと進むっていうのが後のお話と関係してきます。

これで2ストエンジンと4ストエンジンについてお話したわけですが、
次にこの2ストエンジンと4ストエンジンがどう違うのかお話していきたいと思います。

→２ストと４ストのメリット・デメリット

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