症状
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考えられる原因
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エンジンがかからない、かかりにくい |
・単純にガソリンがない
→タンクを振るとチャプチャプいっていても、タンクのくぼみにあるだけで、キャブレターにガソリンがいっていない場合があります。
・キルスイッチがOFFになっている
→初心者によくあります。
・バッテリーが上がっている
→セルが弱々しいとエンジンがかからないことがあります。
・プラグがかぶっている
→2スト車の場合よくあります。後はレーサーエンジンの場合。
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エンジンの吹けが悪い、トルクがない |
・エアクリーナが目詰まりしている
→エアクリが汚れていると安定した吸気ができません。交換か洗浄しましょう!
・プラグが劣化している
→プラグが劣化すると安定した火花を散らせなくなります。
・プラグコードの劣化
→古いバイクの場合は、プラグコードの劣化を疑います。プラグキャップがきちんとはまっていないだけのこともあるので、注意しましょう!
・キャブレターのつまり
→古いバイクはもちろんですが、比較的新しいバイクでも、何かの拍子につまることがあります。ジェット類を洗浄しましょう!
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すぐにオーバーヒートする |
・冷却水(クーラント)の劣化、不足
→冷却水は少しずつ減っていくので、いつのまにか下限ラインを超えていることもあります。こまめなチェックをしましょう!また、冷却水も、あまりに放っておくと腐ります(^^;)
・エンジンオイルの劣化・不足
→エンジンオイルが劣化すると、正常な冷却ができなくなります。
・ラジエターの電動ファンが回っていない
→ラジエターの背面に電動ファンがついていると思いますが、たまにコードが中で断線して回っていないことがあります。
※オーバーヒートをするのは、主に夏場ですが、フルノーマルであればほとんどないのですが、改造車や古いバイクはよくなります。もしオーバーヒートしたら、日陰でエンジンがさめるまで休ませてあげましょう!無理に走行すると、最悪エンジンが壊れます(^^;)
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アイドリングが安定しない |
・キャブレターのつまり
→ジェット類がつまっていると顕著に症状がでます。特にスロージェットを点検しましょう!
・点火系が不調
→キャブレターに問題がなければ、プラグ・プラグコード・イグニッションコイル・バッテリーなどを点検しましょう!
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エンジンから異音がする |
・ピストンリングの磨耗
→2スト車に多いです。エンジンを酷使すると磨耗し異音が発生します。ピストンリングの交換が必要です。
・バルブクリアランスの狂い
→ガチャガチャといった音がします。
・クラッチの磨耗
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クラッチが滑る・うまくシフトチェンジできない |
・エンジンオイルの劣化
・クラッチレバーの遊びが少ない・又は大きすぎる
・エンジンオイルの質が悪い
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セルモーターが回らない |
・バッテリーの劣化(電力不足)
→ほぼこれが原因です。
・セルモーターの不良
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走行中ハンドルがぶれる・ふらつく |
・ハンドルが曲がっている
→立ちゴケでも曲がることがあります。
・ステアリングの緩み
・ステムベアリングの劣化
・フロントフォークの曲がり・ねじれ
・タイヤの空気圧不足
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フロントフォークからオイル漏れ |
・オイルシールの劣化 |
ブレーキの効きが悪い |
・ブレーキパッドの磨耗
・ブレーキフルードの劣化
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ライトが点灯しない |
・バルブ切れ
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燃費が悪くなった |
・プラグの消耗
・エアクリーナーの目詰まり
・キャブレターのジェット類の詰まり
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