フロントフォークねじれ修正
走行しているとハンドル操作しているわけでもないのに、
なぜか右にバイクが曲がっていきます。
立ちゴケしたときにブレーキレバーが曲がっただけでなくフロントフォークもねじれてしまっていたみたいです(’’;)
フロントフォークのねじれというのは
三つ又といわれる部分のトップブリッジとアンダーブランケットに誤差が生じてねじれてしまうの症状をいいます。
こけた場合は当然ですが、立ちゴケやストッパーに強い衝撃が加わるだけでもねじれることがあります。
ねじれてしまうとハンドルはまっすぐなのにタイヤが曲がっているというなんとも気持ち悪いことが起きます(’’;)
気になりだすとずっと気になるんで、さっさと直しちゃいましょう!
まずトップブリッジのセンターナットをゆるめます。
はずすのではなくゆるめるだけです。
フロントフォークの上部を固定しているボルトもゆるめます。
フェンダーの付け根とホイールのアクスルシャフトのボルト・ナットもゆるめます。
写真はありませんが、次にハンドルをもって体重をかけ
フロントフォークを 数回ストロークさせます。
↓
後はゆるめたところをすべて締めて終わりです。
こんなことで直るの?っ思われがちですが、
だいたいこれで直ります
理屈としてはトップブリッジのセンターボルトとフロントフォークの付け根と
フロントフェンダーの付け根とアクスルシャフトのところをゆるめましたね。
一方アンダーブランケットはゆるめてませんね。
つまり各部をゆるめた状態でフロントフォークをストロークさせると、
アンダーブランケットに固定されたフロントフォークに沿って、
トップブリッジ・タイヤなどの各部がきちんと整列されるという理屈です。
精密にやるには1mくらいの鉄の棒を2本買ってきて、
フロントフォークの上部と、ホイールのあたりにつけて、
並行になっているか確認すればいいんですね。
まあここまでが正攻法ですね!
で、ここからが私がよくやるやり方(’へ’;)↓
蹴ります!!(笑)
ハンドルをいっぱいにきって、2,3回ガンガンタイヤを蹴ります!
走行しては蹴ってを繰り返していればきちんとセンターがでます。
かなりの荒療治でベアリングへの負担が心配ですが、、、。
さらに楽しようと思ったら、
蹴るのではなく、道の縁石や電柱でタイヤをガンガンやりましょう!
ぶっちゃけた話これが一番てっとりばやいという噂が...。(’’;)
これだけしてもなかなかセンターが出ない場合は
各パーツのどれかが曲がってしまっていることが考えられるので、
その場合は素直に交換しかありません。
フロントフォークのねじれがとれると
まっすぐ進むばかりでなく、ハンドリングもとっても良くなります。
やはりメンテナンスは大事ですね!
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