フリーランスデザイナーのリスク・危険性
フリーランスデザイナーのリスク・危険性
昔は経験もないのにいきなりグラフィックデザイナーとして独立し、叩き上げで敏腕デザイナーになる特殊な方もいらっしゃいましたが、現在ではそんな方はほぼ皆無です。
一般的には、数年~10年間ほどデザイン事務所に勤務しながら経験を積み、人脈やコネといった下地をつくっておき、その後独立する方法が一般的です。
独立した後も務めていたデザイン事務所と連携して仕事をするパターンも多いです。
さて、グラフィックデザイナーはクリエイティブな仕事なので、だれもが一度は独立してフリーになることを考えたことがあると思います。でも実際に独立に踏み切った人というのは、意外に少ないように思います。
その理由は、やはりリスクが怖いからです。
では、フリーになる場合のリスクというのはいったいなんなのか?考えてみたいと思います(^^)
フリーランスデザイナーの最大のリスクはやはりお金!
フリーランスは自由でいいと思われがちですが、やはり自由を手にするためにはそれなりのリスクを背負う必要があります。
フリーランスが抱えることになるリスクをあげてみました。
- 収入が不安定!
- デザインだけでなく営業活動もしなくてはならない
- デザイン以外の事務作業(経理など)もやらないといけない
- 外注スタッフの人脈が必要になる
- マンパワーが不足するので大きな案件がやりにくい
フリーランスには、上記のようなリスクがあります。
この中でも最大のリスクが、"収入が不安定"だということです。
つまりお金ですね...(^^;)
独立してもずっとデザインは好き。好きな仕事もできている。でも収入はほとんどない。では、一生の仕事ととしてやっていくことは難しいです。
事務所を経営していくためにはもちろんお金がかかりますが、他にもプライベートの趣味、結婚、子供など、人生には何かとお金がかかるのです。
ですので、やはりフリーランスになったとしても、会社員と同じように毎月一定額の収入は得続ける必要があります。
しかしフリーランスの場合ですと、一般的に収入は不安定になります。会社員のように大人数で多数の案件を処理しているわけではありませんので、1つの案件がなくなってしまっただけで、フリーランスにはけっこうな痛手となります。
それこそ年収が一気に半分になることだってあるのです。おそらくこれがフリーランスの最も大きなリスクです。
こうなることを避けるために、多くのデザイン事務所では数名のスタッフを抱えて同時に複数の案件を処理することで、収入の安定化を図っているのです。
フリーになった後に仕事が安定するのは、一般的に5年だと言われています。
独立後5年経てばフリーランスとしてある程度安定してくるはずなので、フリーランスの最大のリスクである収入の不安定さを解消するように努めることが大切です!
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グラフィックデザイナーは、どのような広告代理店やデザイン事務所で働くかで仕事の内容や質(レベル)が全く異なりますので、今後デザイナーとしてどこまで伸びていけるかが変わってきます。
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