(6)プレゼンテーション
(6)プレゼンテーション
プレゼンテーションとは、事前に制作しておいたカンプをクライアントに発表することのことをいいます。
カンプとは、ほとんど完成状態のイメージに近づけた制作物のことで、これをクライアントに発表することで、「うちではこんなデザインができますよ～！」ということをアピールするわけです。
プレゼンテーションというと、何十人も集まって大きな会議室でプレゼンをするイメージがありますが、規模の小さい制作物の場合は、クライアントの担当者１，２名にプレゼンをするだけの場合もあります。
規模の大きいデザインの場合は、複数社が集まって同時にプレゼンを行うケースもあり、この場合は、デザインの受注を競うことになります。
これを「競合プレゼン」とか「コンペ」と言ったりしますが、クライアントに直接自社のデザインをアピールできるチャンスなので、しっかりと取り組みましょう！
ちなみにプレゼンでは、制作物の良し悪しがもちろん重要ですが、どういう風に説明するかなど、クライアントの心を動かすことがとても大切なので、アピール力、説明能力が問われます！
プレゼンでは通常ディレクターなどの営業担当者が発表しますが、デザイナーが同行して説明したりすることもありますので、リハーサルなどをしてしっかりと準備しておきましょう！
デザインのプレゼン資料の作り方
プレゼンを行う際の資料は特に形式があるわけではないので自由に作ればよいのですが、一般的には以下のような「企画書」を準備します。
- 「企画書」
- コンセプトの内容
- カンプ
- 店頭に置いた際のイメージ
- 参考資料
- 見積書
要は、どういう意図でデザインしたのか、どのようなデザインになるのか、いくら料金がかかるのかがクライアントに提示できればＯＫです！
大きなプレゼン用のボードにカンプを貼ったり、「Power Point」や「Keynote」などのプレゼン用ソフトを使用して発表することもありますので、入念な準備が必要です。
クライアントにプレゼンをした結果、無事採用され受注がされれば、次の本格的なデザイン制作に進んでいきます！
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(7)デザイン制作
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