(5)デザイン案制作
(5)デザイン案制作
コンセプトに合ったラフ案を数点選ぶことができたら、ラフを元に完成品に近づける作業をします。
いわば完成見本ともいえますが、これを「カンプ」といいます。
選んだラフを原寸サイズでデザインします。カンプはIllustratorやPhotoshop、In Designなどを使って制作します。
カンプを制作していくうちにコンセプトと離れていったり、イメージとは違うものができるケースもよくありますので、その都度ディレクターと相談しながら、コンセプトに近いカンプを制作します。
カンプを作る際に写真やロゴ、コピーなどが必要になった場合は、カンプの段階で専門家に依頼することはコストの問題でできませんので、ひとまずロイヤリティフリーのフリー素材やダミーを使ってレイアウトしておきます。
パッケージなどの立体物の場合は、模型として「モックアップ」を制作することもあります。これは印刷所に作ってもらう必要があります。
ポスターやパッケージなんかの場合では、実際に店頭に並べた際のイメージをつかみやすくするため、店内の写真と合成して見え方を確認してもらう方法もあります。
カンプは大事なプレゼンの資料となる!
カンプはほぼ完成品に近いぐらいまでしっかりとデザインしますので、クライアントが載せたい情報をあらかじめ確認しておくことが大切です。
またカンプは選んだラフの数だけ制作しますので、次のプレゼンでは数点を提示することになります。
カンプによっては色によってイメージや見え方が全く異なってくることもありますので、カラーバリエーションを用意しておくのもよいでしょう!
カンプが完成したら、次はいよいよクライアントへのプレゼンテーションを行います!
次の工程へ(6)プレゼンテーション
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